努力が続かない人への超簡単な対処法【やる気は不要】

こんにちは，すゆです．

このような悩みに答えます．

はじめに

筆者の僕は，家族や親戚，友人の間で，やり初めたことは最後までやるよねとよく言ってもらえます．
受験勉強や健康のためのランニング，副業のために勉強を初めたプログラミング，趣味で初めたギターなど，どれも一定のレベルまで形にし，成果を出しています．

こんなことを言っていますが，正直めちゃくちゃ面倒くさがりです．
やる気が出ない日のほうが多いです．
でも継続はできるのです．
それも超簡単に．

今からお伝えするポイントさえ抑えれば，あなたの努力も今日から継続できるようになります．

あなたの努力を継続させる超簡単な方法

その方法は

これだけです．
前提として，継続的に物事を続けようとする場合，計画は絶対に必要です．
とはいえ，ここは多くの人は既にできているんじゃないかと思います．

例えば

はい，こんな感じの計画立てますよね．

実はこの計画だめです．継続できずに失敗します．

たまにこういう目標でも継続していく人がいますが，それは努力の才能がある人です．
たまにそういう人いるんですよね．特殊な例なので気にしないでください．

さて，さっきの計画がなぜだめなのかという理由を説明します．
何かを始めようと決めて計画を立てているとき，このときのモチベーションはめちゃくちゃ高い状態にあります．

やる気に満ち溢れているんです．でも今だけ，その瞬間だけの錯覚なんです．
今だけの高いモチベーションで計画を立てようとするから，頑張ろうとしてしまうんです．

明日の自分，明後日の自分も同じモチベーションだと思い込んで，

「自分はこのくらい頑張れるだろう」と気張って目標を立ててしまうんです．

これが継続できない最大の原因です．

だから目標は「38℃の熱が出ていても達成可能な量」で立てるんです．
例えばさっきのだめな計画を，もし僕自身が取り組むとしたらこのような感じの目標にすると思います．

どれも1分程度で終わりますね．僕ならこういう計画にします．

その計画だったら継続できても成果がでないんじゃ？

はい，その通りです．
永遠に毎日腕立て10回ずつやっていても流石に筋肉つきません．

でも大丈夫です．
途中で目標を少しずつ高く立て直していけばいいんです．

以下のようなステップで目標を更新していきましょう．

このような感じで少しずつ少しづつ目標を高くしていきましょう．
注意すべきは調子に乗って一気に目標を高くしないことです．

余裕過ぎて少し退屈なくらいが最初はちょうど良いのです．

継続できる計画を立てるために抑えるべき3つのポイント

38℃の熱があっても達成可能な量で目標を立てるだけでも超強力なのですが，
更に継続力を高めるためのコツを3つお話します．

行動開始の期限を決める

計画を立てるとなると，多くの場合は
完了までの期限を決めたり，開始のタイミングを設定しがちです．

• 16時までに○○を終わらせる．
• 10時になったら○○を始める．

こういう計画を立ててことごとく失敗してきた人は多いのでは無いでしょうか．
計画って一つ狂うと一気に崩れてやる気も急激になくなりますよね．
完了期限や開始時刻の設定は，このような状態に陥りやすくなる計画の立て方なんです．

たとえば急に仕事が入ったり，急に電話がかかってきたり，ついついYouTubeを見すぎてしまったり，朝起きようと思っていた時間に起きれなかったり，，，
他の様々な影響をもろに受けてしまいます．

なので，「行動開始の期限」を決めましょう．

10時までには筋トレを始める．
このような感じです．

開始さえ出来ていればいいのでもっと早く始めていてもいいし，ギリギリで初めても良いんです．終わらせておかなくていいので．
で，いざ始めてみれば，38℃の熱でもできるレベルの内容なのでほんの数分で終わるわけです．

取り組む量の上限を決める

38℃の熱でもできる目標を立てることで注意したいのは，

「もう少しできそうだな」と言って無理をしてしまうことです．

これは最初の3日間くらいでついやってしまいがちな，でも絶対にやってはいけない大失敗です．

例えば，ランニングを続けたくて，まずはゴミ捨てのついでに家の周りを1周走るという目標を立てているとします．実際に家の周りを1周した後，

「全然余裕だな，もう少し走るか．3周やっちゃおう」とか「ちょっと駅まで行ってみよう」とか

こういうことついやりたくなるんですけど，

継続したいならやっちゃだめなんです．

これをやると，予想外に自分が疲労してしまって，次の日に取り組むためのハードルが高くなってしまうからです．
「まだいけそうだな．もう少しやりたいな」くらいで止めておくことが継続のコツです．

そのために取り組む量の上限を予め決めておくことをおすすめします．
この上限は，目標の1.5倍〜2倍程度にとどめておくことが吉です．
例えば，以下のような感じです．

キリの悪いところで終わらせる

これは取り組む内容にもよりますが，取り入れられるものなら取り入れるとさらに継続しやすくなります．
取り入れやすいジャンルとしては勉強系ですね．

早速例ですが，

キリが悪い＝次にやるべきことが明確に残っている
という状況です．

次にやるべきことが明確にわかっている状態なので，次の日にスタートするときのハードルが少し低くなります．

やる気は出さなくていいという話

ここまで具体的な方法論をお話してきたので，最後に少しマインド的な話をします．
結論から言うと，

「努力が続きません」なんて言うと
「それは本気でやる気になっていないからだ」とか「やりたくないことを無理に続けたって無駄だ」
なんて答えが返ってくることありますよね．

僕の考えではこれお門違いです．
そもそも順番が違うんですよ．

やり始めてもいないことなのに，それが本当にやりたいことか，やる気になっているかなんて分かるわけが無いんです．
やり始めて，少し継続して，それで少し変化が出たり結果が出たりして，そこで始めて面白さとかやる気が感じられるのです．

• あれ，ちょっと筋肉ついてきた気がする・・・！
• あれ，まえきつかったズボンのウエストがあまりきつくないかも・・・！
• あ，この英単語この間単語帳で覚えたやつだ！

だから最初から本気じゃなくたって良いんです．
やる気が出ていなくて良いんです．むしろそれで正常です．

やる気がない状態でも継続できることが大切なんです．
だから38℃の熱が出ていても達成できる目標がいいんです．

まとめ + おまけ

努力を継続するための超簡単な方法として

さらに継続力をアップさせるポイントとして

という3点をお伝えしました．

最後に，ここまで読んでくださった方におまけとして，僕が何かを継続したいときに愛用している合言葉を共有します．

合言葉は，「やめてない」です．

たまにはどうしても面倒だったり，もしくは何かイレギュラーがあったりで，取り組めない日もあると思います．
計画が狂ったとか，旅行とか，病気や怪我など，場合によっては2,3日できないなんてこともあるかもしれません．

そんなときは自分に何度も言い聞かせてあげるんです．

「いや，でもやめてないし」って．

確かにちょっと2日間できてないけど「やめてないし」

そうやってまた再開していってください．

やめることさえしなければ継続できますから．
継続できればどんどん上の目標にもチャレンジできるようになって，
人生が好転していきます．

皆さんの努力が続いていき，いい結果がでることを願っています．