悩みが消えない4つの理由と解決に導く思考法【10分でできる】

マインド

こんにちは,すゆです.

近年悩み事を抱えるということがほとんどなくなりました.
もうかれこれ5年以上,もやもやと悩み続けて日々消耗するということなく,楽に人生を過ごしています.

とはいえ昔はだらだらと悩み続けていました.
悩んでも悩み事は消えなくて,そのうち何に悩んでいるのかもわからなくなって,でも気分はどんどん萎えていって,それでも日々学校や仕事には行かなければ行けなくて・・・
しかし,漠然と悩んでいても悩みは消えてくれません.

今回は,悩み続けてしまう理由と解決策といったテーマで執筆します.
この記事を読むことで,悩み続けてしまう理由がわかり,さらに今抱えている悩みだけでなく今後直面する様々な悩みに対して対処できるようになる考え方を知ることができます.

あなたの悩みが消えない4つの理由

早速結論から言うと,あなたの悩みが消えない理由は下記の4つのどれか(もしくは複数)に分類できると思います.
どれに当てはまりそうか考えながら読んでみてください.

  • 現状を受け入れられない
  • 適切な行動計画ができていない
  • 自分の影響範囲外(物理的に解決できない)
  • 解決する気がない

一つずつ簡単に見ていきます.

現状を受け入れられない

  • なんで自分じゃなくてあいつが昇進なんだ
  • 医師から病気を宣告された

「わかってはいるけど認めたくない」「そんなはずない」「嘘だと思いたい」
こういった類のものです.

適切な行動計画ができていない

  • 勉強しても勉強しても成績があがらない
  • 頑張っても上手くならない
  • 貯金がなくて漠然と不安を感じている

悩みのタネが何かはわかっている.でもどうしようと言って何も行動していない,もしくは行動方針が間違っていることが原因で,現状が変わらず悩みが消えないパターンです.
このパターンが一番多いと思います.
適切な行動の仕方が”わからない”パターンと,行動の仕方を考えるという視点が”そもそも欠落”しているパターンがあります.

自分の影響範囲外(物理的に解決できない)

  • 地震が起きたらどうしよう
  • 全然外出できない,コロナ最悪

そもそもどうしようもない,どうにもできないパターンの悩みです.

解決する気がない

  • 痩せたいのに全然痩せない
  • 仕事嫌だなぁ,働きたくない

悩んでいるフリをしていて,実は本当に解決する気はないといったパターンです.
このパターンは自覚がないことがほとんどです.
よくよく話を聞いてみると,「色々頑張ってまで解決しなくてもいいや...」などと,大した悩みではなかったということはよくあります.

もちろんこれは一例です.
上記と同様の悩みを本当に解決したくて抱えている人もいます.

自分は”フリ”なのか,”真剣に”解決したいのか,胸に手をあてて自分に問いかけてみてください.

あなたの悩みを解決に導くたった1つの思考法

ここまで,悩みが消えない原因を見てきました.きっとどれかに該当したのではないでしょうか.
その悩みを解決に導いてくれる思考法は「問題解決思考」です.
簡単に言い換えると

「脳みそを解決モードに移行させること」

です.

これは一瞬で悩みを消すような裏技ではありません.

「問題解決思考によっていきなり悩みが消え,明日から悩みのない生活になる」なんてことはありません.
問題解決思考は,スポーツで例えるなら「基礎体力」です.
体力がついたからと言って急に上手くなることはありませんが,体力がないとせっかく良い技を持っていても発揮し続けることはできないですよね.自分の能力を支える重要な要素です.

問題解決思考も同じで,身につけることで様々な悩みを解決する地力を高めてくれるのです.
そのため,これを知らないと悩み続ける必要のない悩みに長いこと悩まされることになります.

問題解決思考の簡単な身につけ方

さあ,紙とペンを用意してやってみましょう.
10分でできます.
たった3ステップをたどるだけで,勝手に問題解決思考になります.

  1. 状況を認識する
  2. 状況に対してどうしたいか認識する
  3. どうするか考える

「え,これだけ?」「めっちゃ普通に当たり前じゃん」という声が聞こえてきそうですが,こうやって普通のことをテンプレート化して頭に入れておくことが非常に重要です.
ビジネスでも「問題解決能力」なんてよく言われますね.
ビジネスレベルで身につけるにはかなり訓練が必要ですが,日常生活レベルであればこの3ステップだけで大丈夫です.

1.状況を認識する

まずステップ1.
進撃の巨人でおなじみリヴァイ兵長の名セリフを借りて自分に問いかけてみましょう.

「これはどういう状況だ!?」

悩みごとに対して,自分の周りで起きていることを「事実」で書きましょう.
ここでの約束事は「事実」で書くこと,ルールはこれだけ.

2.状況に対してどうしたいか認識する

ここが非常に重要なステップです.
自分のことを正確に認識するというのは,思っているよりも難しいことです.
ここでのポイントは,「表面的などうしたいか」ではなく,「本質的などうしたいか」を認識することです.
理由を掘り下げることで本質的などうしたいかにたどり着くことができます.

「なんで?」「なんで?」「なんで?」と,3回掘り下げればOKです.

3.どうするかを考える

ステップ2でたどり着いた「本質的などうしたいか」をやるためにどうすればいいかを,「具体的な行動」で書きます.
今日いまから(やろうと思えば)すぐに実践できるくらい具体的に行動内容が書けていると最高です.
このステップ3までできたら,書き出した行動を実践していくだけです.

まとめ

問題解決思考で考えることで,ほぼ全ての悩みに対応できるようになります.
それにより,ぐだぐだと悩んでしまう状態から抜け出して,低ストレスで楽な人生を過ごしていくことができます.
さらに問題解決思考に慣れてくると,そもそも最初から悩み事抱えなくなる状態にまでたどり着くことができます.

悩んでしまう理由と解決策を手に入れて,一緒にこの超ストレス時代を楽に過ごしていきましょう.

コメント

タイトルとURLをコピーしました